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大人になった私たち。人間力はいったいどうやって身につける?
まず人間力とは何か
一言で表すと「徳性」です。徳性はなにかというと、人が産まれたときから備わっている「良心」であり「才能や能力」のこと。良い心は人が生きていく中で、触れるものによって変わるといいます。それは環境や人の影響で心が荒んだり、あるいは豊かになったりするのです。そんな柔な心を、どんな苦境にもめげない強く良い心にしていくか…
それが人間力。
なぜいま、人間力が必要なのか
小学生のころは道徳があり、中学生では倫理の教科書があり、みんなで教科書を読んで感想を話し合う、課題解決をする。そんな授業がありました。
でも、大人になってからは誰も道徳的なことは教えてくれないし、自分で身につけていたようでも社会に出てから荒波に揉まれて、すごい通勤ラッシュの電車(長野県ではありえないけど・・)のように押せよ倒せよの時代。右向けば右の日本社会。心は荒みかつての道徳心は消え失せてしまうような世の中。
心は健康でいられるでしょうか?
毎日ストレスなく平穏に過ごすことができるのなら、そんなに心配は必要ないかもしれません。ですが、いまの世の中そうそう心が健康でいつづけられる人は珍しくないと思います。
そんな心が疲弊をした状態で毎日、いい仕事はできますか?相手のことを思いやることができますか?
まず難しいですよね。人より自分がどうにかなってしまいそうなんだから。
「人の心は触れるものによって変わる」
私たちの繊細な心は、触れる言葉や環境・人で様々な色に変わります。マイナスなことばかりに心が囚われていると、当然疲弊します。相手を思いやる余裕もなくなります。
だからこそ徳性(良心)を磨いて人間力を養い、心をより強くしていくことがいま必要なんだと思います。
人間力を磨くためにウェブエイトで実施していること
2019年の秋あたりに、弊社の草間が木鶏会を導入しました。
木鶏会とは
「致知」という月刊誌を読み、先建の生き方に共感・感動する中で、自己の根底にある徳性(良心)を引き出し、互いに認め合うことで、互いの「徳性」をより強く引き出し合う、切磋琢磨の場。
木鶏会の最終目的は、自己肯定と他者肯定の風土を築き上げることです。
弊社ではお互いの仕事をフォローしながらも、個人個人のライフスタイルによるワークバランスを尊重しているので、週に1度しか顔を合わさないメンバーもいます。
コミュニケーションを頻繁にとることが難しいところもあり、メンバーの素顔だったり内面が見えづらい部分もあるのが現状でした…
会社の歯車がうまく回らないと、やはりいい仕事はできません。
いい仕事をするには「人と人のつながり」が、このweb業界でも然りです。
個々の自己肯定(幸福度)の底上げと相手への肯定(受け入れ)が何より大事なことだと気づき、木鶏会を導入して少しづつよい変化をしてきているウェブエイト。
木鶏会で心を開いたあとは、徳性ランチ会を忙しいながらも時間を作り、メンバーで和気藹々と美味し楽しくコミュニケーションをとる場を設けています。
致知について https://www.chichi.co.jp/info/beginner/