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身近な国だけどあまり知らなかった、アジアのデザインスタジオ(韓国・中国・香港・台湾)
こんにちは。デザイナーの福原です。
デザインというとアメリカやヨーロッパのものってやっぱり惹かれますよね。
漢字、ひらがな、カタカナが入り混じる日本語は
文字によって濃度にムラが出てしまいますが、
シンプルな直線と曲線の組み合わせで構成されるアルファベットは
文字の濃度が均一で綺麗に見えるということもあり魅力的です。
tomatoやwinkreativeなど世界を代表するデザインスタジオは僕も大好きです。
そんなある時、仕事の関係でアジアのデザインをリサーチする機会がありました。
今まではアジアのデザインを意識して見るということがなかったのですが、
ハングルや漢字が使われているデザインがとても新鮮で、アジアのデザインもめちゃくちゃかっこいいじゃん!と一瞬で惹かれてしまいました。
欧米人が「日本語ってcool!」と言って
意味のわからない日本語のタトゥーを入れてしまう気持ち、わかりますね。
そんなわけで今回はハングル、漢字を使用している韓国・中国・香港・台湾の
気になったデザインスタジオ(グラフィック中心)をピックアップしました。
韓国(ハングル)
ハングル文字は母音21個と、子音19個の組み合わせで文字ができてきます。
直線と円で構成されるハングルは、アルファベットと同様にとても記号的で
デザインとして見ていてとても興味が惹かれます。
中国(簡体字)
漢字発祥の国、中国。日本の漢字とは違う部分もあるとはいえ、見せ方がとても勉強になります。文字をいじりたいときに漢字があると時間かかるな…と二の足を踏んでしまうのですが、こういったものを見ると漢字での表現が楽しくなりそうです。
香港(繁体字)
歴史的経緯から東洋と西洋の文化が混じり合う香港。クリエイティブなショップが集まる大型施設PMQに続き、Tai Kwunも開業予定。美術館も増えており、クリエイティブが非常に盛り上がっています。
台湾(繁体字)
近年、台湾では国をあげてデザインに力を入れており、2004年に台湾デザインセンターを政府の予算でオープンしたり、民間では台湾デザイナーズウィークが開催されたりと、今後も台湾のデザインには注目です。
まとめ
今回探してピックアップしたものはごく一部。
実際に現地に行って、町の中にあるデザインを見てみたいなと思いました。
ビジュアルを見るだけでも楽しいですが、歴史的背景や文化も知ると余計に興味が湧いてきますね。
自分にとってあまりない馴染みのない国を知るということは新たな刺激がありそうです。