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コトラーから一緒に学ぶ!1分間マーケティング入門「世界一優秀なマーケティング部門でも、ニーズに合わない製品を売ることはできない」

「エスキモーに氷は売れない」
これはマーケティングの世界では有名な言葉です。

エスキモーは氷雪地帯いるのだから、どこにでもある氷なんて必要ないですよね。

つまり
「ニーズに合わない製品を売ることはできない」
ということ。

草間流に言えば、
「どんなに高級で美味しそうな松阪牛で巻かれたウニの肉巻きが出てきても、大盛りラーメンを食べた後には食べられない。」
・・・長い(笑)
でも、そういうこと。

niku

ウェブエイトでは毎週月曜日に社内のマーケティング力アップのために一分間コトラーという本をみんなで読み合わせ、

・社内にどう取り入れられるか?
・クライアントにどう取り入れられるか?
・周りに同じようなこんな事例がある
などをシェアして社一体となってマーケティング力を高めています。
その内容をあなたにもシェア。

マーケティングはセールスとは違う

まわりを見ていると、マーケティングと販売を混同する人が多いことに気づきます。
「製品をつくるのが仕事」
「製品を売るのが仕事」
と別々で考えてしまっているパターンですね。

よく見かけます、このパターン。
「この商品、サービスが売れないのは営業のせいだ。」
と思ったりしていませんか?

どんなに優秀なマーケターでも、エスキモーに氷は売れないのです。

点でしか見えてないと問題解決できない

マーケティングと販売に限ったことではなく、物事を1つ1つの点でしか見えてないと問題解決に繋がりません。
表面的な部分ではなく、問題の本質はなんだ!といった視点を常に持ち、俯瞰して全体を見ることが大事です。

「木を見て、森を見ず。」
良い製品を作りたければ、営業部隊と一緒に製品開発をすべきなのです。
社内全体でつくっていくのが一番効率が良いということですね。

誇大広告をしない

販売の力が強すぎるのも問題だったりします。
つまりエスキモーに強引に氷を売ってしまうパターン。

Eskimo

よくあるのが、映画の宣伝。
宣伝の力で強引に話題をつくり、すごく良く出来た特集で期待値を高め、でも実際に見てみると・・・
結果大ゴケになるというパターン。
あなたも経験したことがあるのではないでしょうか?
マーケティングには広報もはいります。期待値を上げすぎて、結果的にブランドイメージに傷がつくのは、長い目で見ると大きなダメージに繋がります。
ブランディングに繋がらないのですね。

社一体となってクライアント満足のたの明確な目標に向かう

コトラーも言っています。
『あらゆる社員が「お客様を満足させる」という明確な目標にむかって力を合わせることが必要である。』と。
製品・サービス部門が良い商品・サービスをつくるのはもちろん大事。

そこには社として、
どんな人達に、
どんな価値を、
そしてどんな社の目標にむかって、
ということからはずれないようにすることが大事ということです。

team

定期的に、ホンダのワイガヤ(「役職や年齢、性別を越えて気軽に『ワイワイガヤガヤ』と話し合う」)ミーティングを、部門またいで情報共有していく仕組みをしていったりするのも良いでしょう。

まとめ

自分たちが売りたい商品を売り込むのではない。
「ニーズに合わない製品を売ることはできない」
マーケティングの目的は、販売を不必要にすること。
そして、適切なマーケットに、適切な媒体で、適切な価値を伝えていくこと。
必要な人に価値を伝えられれば、自然と商品は売れます。
売るのではなく、売れるために何をすべきかを常日頃から意識することが大事ですね。

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