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思わず千葉海苔が食べたくなるようなキャッチコピー|言葉の力で、沖縄へいく!
いよいよ師走。今年も残すところあとわずか。
みなさん、お歳暮はもう準備されましたか?
ディレクターのゼッキーです。
私は毎年、信州りんごと信州長芋を関東関西方面に送っていますが
「信州」とつけるだけですべてが美味しそうに感じますね。
いや、美味しいのです。
今日は、お歳暮やお祝い返しの定番。
「海苔」です。
さぁ、今日も言葉を紡ぎましょう。
今回応募するキャッチフレーズは「千葉海苔」
もっと千葉県産の海苔を知ってもらおうと
千葉県漁業協同組合連合会さんが募集されています。
<応募内容>
「千葉海苔」のキャッチフレーズ
※「千葉海苔の特徴」(公式ホームページを参照)をもとに、
以下にあてはまるキャッチフレーズを作成すること
・思わず千葉海苔が食べたくなるような作品
・みなさんに永く親しんでもらえる作品
・千葉海苔のおいしさをイメージするような作品
募集内容2016年12月5日 「千葉海苔キャッチフレーズ募集」
最優秀賞には、最上級焼き海苔がもらえます。
海苔の最上級、、、気になります。
違いがわかる女子ではないのですが
そんな私にも、千葉の海苔の「違い」はわかるということではないでしょうか。
そもそも、「海苔」とはどんなものなのか
海苔とは
海苔(のり)とは、紅藻・緑藻・シアノバクテリア(藍藻)などを含む、食用とする藻類の総称。食品として、それら藻類を加工した「生海苔」や「板海苔」などが食されており、日本語の「ノリ」はヌラ(ぬるぬるするの意)を語源としている。
海苔(2016年12月5日 (日) 13:00)『ウィキペディア日本語版』
では、「藻」とは何か。
藻とは
藻(も)は、藻類より広く、水生の光合成真核生物全般を指す。ただし、単細胞生物など微小なものは含めないこともある。「そう」と読んだ場合は、藻類と同義に使うことが多い。
藻(2016年12月5日 (日) 13:00)『ウィキペディア日本語版』
いまいちわからない。。。
更にいろいろ調べていくと
・コンブやワカメなどの肉眼でも見えるサイズの海の藻類は「海藻」と呼んでいる
・人間とおなじように身体がたくさんの細胞からできた多細胞生物
・しかし、眼で見えないほど小さな藻類も圧倒的な数と種類で存在している
・その多くは1個だけの細胞からなる単細胞生物
・生命力が強く、温泉や深さ200メートルの深海などのきびしい環境にも見られる
・光合成に加えて、動物のようにエサを食べることで栄養を得ている藻類もいる
・地球は46億年の歴史がありますが、その中でも藻類の歴史は30億年ある
ほぉ、藻は小さくとも偉大な存在ということのようです。(なんとなくわかったつもり)
そんな藻からできた藻の子どものような「海苔」。
きっと栄養素もすごいのではないかと思います。
海苔の栄養素は?
海苔には、現代の私たちに不足しがちだと言われるビタミンをはじめ、
ミネラルや食物繊維、鉄、カルシウムなどが多く含まれています。
特に、ミネラル。
身体機能を維持し、体の調子を整えてくれるだけでなく
他の栄養素の働きを助けてくれるそうです。
私たちが生き生きと毎日を送るために必要なものを持っている「海苔」。
でも、糖質のように、食べないといけないというものでもありません。
「あえて、食べる」それが、海苔。
ちなみに、海草に含まれる多糖類を分解できるのは
日本人の腸だけというのは有名な一説です。
なぜ、千葉県産を食べるのか
日本には北は宮城県から南は九州まで多くの海苔の生産地があります。
その中で、千葉の海苔の特徴は「栄養素の多さ」にあるようです。
東京湾には他の海域に比べて非常に栄養塩類が豊富で良質のノリが収穫できるという特徴があります。のり養殖漁期最盛期の12月頃の窒素量は有明海が200μg/L,瀬戸内海が100μg/L前後であるのに対して,東京湾では400μg/L前後含まれています。私達の漁場には内湾から栄養豊富な海水が流れ込み,潮通しの良い漁場環境を生かして良質のノリを量産しています。
新富津海苔について (2016年12月5日)「新富津漁業協同組合」
他の産地に比べて、2倍から4倍の窒素量があること
そして沖合を黒潮、親潮の寒暖両流が流れる豊かな自然環境であることで
千葉の海苔はより良い環境で作られると言えるのかもしれません。
母なる海で、30億年の間育まれた藻
人の手で生み出された海苔
姿カタチを変え、様々なエネルギーを栄養に変え
厳しい環境の中でも生き抜いてきた
私たち日本人しか愛せない「海苔」。
なんだか、可愛く思えてきました。
人生いろいろありますが、海苔のような柔軟性を持ち
誰かを愛し、愛される。
毎日食べたいわけじゃないけど、ないと困る。
そして、あることですべてがうまくいく。
変わることを恐れず、でも自らを保ち続ける。
そんな大人になりたいです。
ん?こういう人、ウェブエイトには多いかもしれないです。
今回は、シーン化せずに直球でいきたいと思います。
今回のキャッチコピーはこれ!
そのひと口で、美味くいく
応募完了!
参考文献・参考資料
「千葉海苔キャッチフレーズ募集」 http://www.chiba-gyoren.or.jp/catch/
日本科学未来館 科学コミュニケーターブログ http://blog.miraikan.jst.go.jp/
新富津漁業協同組合 http://shinfuttsu.sakura.ne.jp/wp/