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DX・AI 最前線。中小企業は、いまどうすべきか?

「DXやAIって、うちにはまだ早いよね…」
「やっていきたいけど何をどうすれば…」
そう思っている企業は、世の中にまだまだ多いです。

しかし、最前線では とんでもない速度で未来が形になり始めている のも事実です。

その空気を掴むべく、
700社以上が出展した「Japan IT Week 2025 秋」 に3日間張りついてきました。


インオン、コクヨをはじめとする多くのカンファレンスにも参加し、
“中小企業がこれからどう進むべきか” を全身で感じてきました。

会場を回っている感覚はまさに、
トイザラスで好きなおもちゃを見てまわる子ども のようでした。
「できることが多すぎてワクワクする」そんな世界でした。

山ほどある。マジでなんでも揃っている。

例えば、こんな具合です。

  • 人材管理:従業員を “ひとりの人” として多面的に見られる カオナビ

  • マニュアル自動生成AI:いつも通りの操作だけで、勝手にマニュアルが出来上がる

  • 名刺管理:データ化・情報整理を自動化

  • HP構築AI:ワードを書くような感覚でHPが完成

  • 営業管理×AI:営業フローの可視化 + 見込み判断をAIが支援

  • 経営数値の可視化:複雑な指標をわかりやすく整理し、判断を助ける

  • 複数のSaaSを一元&一発管理

  • 風評被害対策

  • 情報セキュリティ強化

結論、
「DXしたい!」と思えば、解決策はもう揃っています。
100%じゃなくても、課題の多くは“道具”で片がつく時代です。

ただし。ここからが本当に大事。

① DX・AIは、実はまだ「そこまで進んでない」

会場は最先端の展示ばかりでしたが、
「これ一つで経営そのものが変わる!」という“決定打”はまだ少ない印象でした。
多くは “部分的な生産性向上ツール” です。

つまり、
DXが進んでいなくても焦らなくていい。今からでも間に合う。


② “AIを使うこと” が目的化するのは危険

ツールを導入すると、
運用ルール作り、管理、教育…と むしろ仕事が増えることがある。

大切なのは、はじめに「戦略」があること。

  • 何のために?

  • どの業務を?

  • どれだけ良くしたいのか?

ここがないDXは、
ただの「新しいおもちゃ集め」になってしまう。


③ ツール導入だけでは、未来は変わらない

ツール導入だけのDXは 効率化のための手段 に過ぎません。

本来のDXとは、
「企業の在り方」そのものを変革すること。

生産性が上がっても、
意思決定、事業構造、組織文化がそのままなら、
未来は今の延長線上にしか現れません。

では、いま企業は何を問われているのか?

それは、たったひとつ。

「うちの企業の核は何か?」

  • 何を大切にしている会社なのか

  • どんな未来を見ているのか

  • 何を失ってはならないのか

ここが定まっていれば、
ツールは “力を増幅させる装置” になります。

ここが曖昧なままDXを進めると、
逆に 迷いが増えて会社が弱る

時代は変わる。だからこそ、変わらない“核”が必要だ。

技術は毎日進化します。
すべてを追いかけることは誰にもできません。

だからこそ、
核を握った企業だけが、変化を味方につけられる。

自分の会社だけではなく、
社会全体のことを真剣に考え

そのうえで

自社の核をもって貢献していく

その先に、
“働くことが誇りになる会社” は生まれます。

この人口が急激に減少し高齢化が進む社会で
ともにステキな未来を作っていきましょう。

 

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