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中田ヤスタカが速攻で曲を作れてしまう4つの理由
こんにちは。
ウェブエイトでテクニカルディレクターをしている宮本です。
しかしその実態は…
ただのperfume大好き人間なわけですが、何故かたまに写真の加工を含め簡単なデザインをやったりもします。
でも慣れない作業はどうしても時間がかかってしまうんですよね!
まわりのデザイナーさんを見て「早くデキる人はすごいなぁ」と思っていたら、
私の大好きなperfumeに楽曲提供をしている中田ヤスタカ氏は、5分の曲をものの5分で作ると言うではありませんか!
「ほんとかいな!??」と思わないわけではありませんが、何故そんな芸当ができるのか私が私なりに考察してみました。
其の一 趣味と仕事のバランスが良い
曲作りが大好きな中田ヤスタカ氏!
でも仕事としてやっていると、オファーやニーズと、自分の作りたい楽曲との乖離に苦しむこともきっとあるはず。
それが度を越して、モチベーションが下がって曲作りが嫌いになってしまいそうになることもあったかもしれません。
でも実際は常にハイクオリティーな楽曲を提供していらっしゃる。
その秘密は中田ヤスタカ氏自身のプロジェクト「capsule」と呼ばれるユニットに秘密があるのではないかと踏んでいます。
capsuleでやりたい事をやり、モチベーションを高め、そこで多くのノウハウを蓄積する。
そして別の仕事のオファーがきた時は、そのノウハウから必要な部分を抜き出して再構築すれば良いのです。
だから早い!
ちなみに私の事を少々申し上げますと、最近は遅ればせながら空いている時間を利用してreactやVagrantなんかを勉強しながらとりあえず自分用に便利ツールを作ってたりします。 やっていて自分の成長がわかるし、出来ることも広がって可能性も広がります。 そうするとモチベーションって上がりますよね! ただそればっかりに熱中してると通常業務に支障が出るから要注意!
其の二 みんなが凄い。
かなり初期からperfumeに楽曲提供している中田ヤスタカ氏、他にもperfumeスタッフには凄いメンバーが沢山いらっしゃいます。
技術担当は真鍋大度率いるライゾマティクスだし、振り付け、演出担当は、リオ五輪の演出やBABYMETALの振り付けも担当しているMIKIKO先生です。
ミュージックビデオはperfume以外にも多くの作品を手がけている関和亮さん。
本当にそうそうたるメンバーですね。
こんなメンバーの中で仕事をしていたら適当な仕事なんてできません!
良い意味でプレッシャーですね!
それはきっと中田ヤスタカ氏のプロ意識を更なる高みへと昇華していく事でしょう。
だから聞いていて心地良い!
ちなみに私の事を少々申し上げますと、常に一流のフロントエンドエンジニアでいたいと思っています。
その考えの元、セミナーとかにもよく参加して色々な人と出会うのですが、すごい人っていっぱいいますよね!フロントエンドからバックエンド、さらにはデザインまで、なんでも高いレベルでこなしちゃう人。
私にとってそういった人との出会いは凄い刺激とプレッシャーです。
「ちょっと脳みそどうなってんの!?爪の垢を煎じて何リットルでも飲ませてよ!!」
なんて思ったりもするのですが、流石にそんな事は言えません。 手段はどうあれ、結局自分が頑張らないと始まらないわけですが、 そんなすごい人がまわりにいるからこそ、半端な仕事をしていては駄目だなとつくづく思うのです。
其の三 インプットが多い。
capsuleや、凄いメンバーの存在によって高められた中田ヤスタカ氏のモチベーション。
彼はいつも貪欲に、様々な音楽を求めているに違いありません。
それは広く世界から、近所のスーパーで流れている魚の歌まで垣根を問わず、なんでもかんでも貪欲に聞き漁っていることでしょう!
そして別の仕事のオファーがきた時は、聞き漁った音楽から受けた刺激をプラスして、自分の音楽を再構築すれば良いのです。
だから早くて心地良い!
ちなみに私の事を少々申し上げますと、日々インプットをしているつもりではありますが、全然足りない気がしています。 目まぐるしく変わるウェブの世界。 昨日覚えたことが明日、突然古い知識になってしまうかもしれません。 そんな時いったいどうすればいいんでしょうか!! 結論としては改めて覚え直すしかないのですが、もうとにかく外部記憶装置はよ(切実)!!
其の四 続けたこと
現在は5分の曲を5分で作ってしまうという中田ヤスタカ氏ではありますが、最初からこうだったとは思えません。
perfumeも当初はまったく売れなくて苦汁を舐める日々が何年も続きました。
それでもperfumeのメンバーも中田ヤスタカ氏も諦めずに今日までずっと続けてきたのです。
そこにはきっと、多くの失敗があって、様々な試行錯誤があって、それを糧に腕を磨いて、そして今があるんです!
だから早くて心地良くて聴き応えがある!ブラボーーー!!
ちなみに私の事を少々申し上げますと、実は水産学部の出身です。 プログラミングなんてなーんにもわかりませんでした。 技術書読んだってちんぷんかんぷんでもうなにがなんだか… でも諦めずに何度も何度も読みました。 地団駄踏みながら読みました。 すると…
なんということでしょう。
あれほど意味のわからなかった本の内容が次第にわかって、読み進めてまた別の場所でつまづいては読み返して、そして最終的には激的に全てがわかるようになったんです。 続ける事の大切さを実感した瞬間でした。
まとめ
私は以上の四点が中田ヤスタカ氏が速攻で曲を作れてしまう4つの理由だと考えます。
こうして見ると、web制作に通ずる部分も多いなと感じます。
私もテクニカルディレクターとして色々試してみたいことまだまだいっぱいあったりするんですよね!
でもなかなか機会が無くて、そうしているうちにそのモチベーションはだんだん下がっていってしまったり…
便利ツール作るだけじゃ物足りない!! 私もcapsuleみたいな自分で好き勝手できるサイトがあれば良いのでしょうか。
今度作ってみようかな!!
誰も見てくれなくても、中田ヤスタカ氏みたいにずーっと続けていけば、いつかきっと報われる時が来ると信じて…
写真の加工とかの技術もそっちで磨いて活かしていきたい所存です!