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肩書きだけのプロフィールでは伝わらない?ストーリーテリングを用いた魅力的な簡単プロフィール作成術
こんにちは。草間です。
「ちょっと聞いてよ!
もー、ほんとにこれ私の笑い話なんだけど。
いや、実はね・・・」
続きは最後のまとめにて。
ストーリーテリングについて
ストーリーテリングという言葉はご存知でしょうか?
人に情報を伝達する手法の1つで、つまりはストーリー(物語)のようにテリング(伝える)することを指します。
面白い映画はなぜ面白いのか?
ストーリーがちゃんとしていて、惹き込まれるからですね。
タイタニックを普通にありのまま伝えると
セミナーなどで僕はよくタイタニックの事例を出します。
タイタニックのストーリーは普通にありのまま伝えると、全く面白くないものになってしまいます。
例えばこんな感じ。
男女が船に乗り込みました
↓
船は沈んでしまいました
↓
二人共亡くなってしまいました
おわり。何も面白くない(笑)
ここに物語性が加わるから、みんなが惹きこまれて面白いと感じるようになるわけですよね。
ももたろうを元に物語の流れを考えてみると
それぞれ面白い物語にはある一定の法則があるのですが、誰もが知っている「ももたろう」を元に考えると、下記のようになります。
平凡な日常(おじいさんとおばあさんとの日常)
↓
試練と遭遇(鬼がはばをきかせ始める)
↓
仲間と出会う(きじ、さる、いぬと出会う)
↓
乗り越える(みんなで鬼をやっつける)
↓
報酬を得る(超すっきり♪)
というような流れになります。
だいたいがこのパターンに沿っています。
(もちろんカスタマイズされてさらに面白いストーリーになる場合もありますが、今回は割愛します)
プロフィールに使ってみる
このストーリーテリングを、自身のプロフィールで使うとより効果的に伝えられるよというのが今回の主旨です。
実はセミナー時によくお伝えしているのですが、ただただステータスを並べただけのプロフィールってあまりおもしろくない。
むしろステータスだけ伝えると、
なんだか自分大好き!
なんか偉そう!
といったように伝わってしまいがち。
例えばワタクシ草間で言えば、
株式会社ウェブエイト 代表取締役社長
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 認定トレーナー
一般社団法人ウェブクリエイター協会 代表理事
清泉女学院短期大学 非常勤講師
FM-NAGANOナガブロ放送局メインパーソナリティ
こんな感じですね。
名刺で一発で何をしている人なのか、を伝える時にはこのように肩書きとかステータスだけすっきりと並べておくことは大事だと思っているのですが、これだと草間の人となりやどんな想いでビジネスをしているのか、などがわからないですよね。
本当に自分がやってきたこと、自分の想いを伝えるには、ステータスを並べるのではなく、やはりストーリーの方が伝わります。
そもそもあなたの人生はオンリー1のストーリーなのですから。
プロフィールにストーリーテリングを用いる時は、下記のような流れが一般的でしょう。
それなりな人生
↓
トラブルが起きる
↓
乗り越える
↓
そしてパワーアップする
↓
こんな価値を提供できるようになる
参考までに草間のプロフィールをご覧ください。
リンクしておきます。
※リンク先の「ごあいさつ」から下の部分。
→草間プロフィールへ
まとめ
「ちょっと聞いてよ!
もー、ほんとにこれ私の笑い話なんだけど。
いや、実はね・・・」
冒頭の文章です。
よく喫茶店で年配の女性の集まりで見るパターン。
ずっと聞いているんだけど、どこまでいっても笑える要素が出ないまま、いつのまにか話しが終わってしまう。
(すみません。例え話であって、全員が全員ではないことは重々承知。ごく一部だとは思っています。)
いきなり飛ばしてこのまとめだけを読んでいる人はわからないかもしれません。
目次1から順を追って読んでみてください。
つまりは、ストーリーとして物事を伝える時に、いきなりオチはないですね。
という話。
松本人志のすべらない話で例えると、
芸人さんがサイコロで当たったらいきなり、
オチから話し始めたり、「さて、これから絶対すべらない話しようと思うんやけど。。。」
と話し始めてしまうのと一緒です。
ないですよね。
その後のすべり具合が怖い怖い。(^_^;)
ということで、今回は物語風に魅力的に物事を伝えるテクニック「ストーリーテリングを使ってプロフィールを考えてみる」でした。
最後に1つだけ注意。
ビジネスライティングの場合は逆になります。
上司にメールで報告する際には、結論から伝えること。
結論をオチに持ってきて、面白おかしく話しても、「結論から話しなさい。」と怒られますからね。
「クライアント先に行ったら、A社長とB部長がお出迎えしてくださって、にこやかに応接間に通されたんです。
こちらから日頃の感謝の気持ちを伝え、昨日、弊社内であった話しをしました。
その話というは、・・・。」
くらいを話したところで、「いやいやいや、頼むから結論から話してくれ。」と間違いなくさえぎられます。
ビジネス上でのストーリーテリングは、セールス色を出さないようにするための、あくまでも手法の1つですから。