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リモートワークで失われた「あれ」を取り戻した夏の話
効率と最適化を目指してはじめたはずのリモートワークによって失われたもの。
それは、「雑談」でした。
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私たちウェブエイトでは
6月から制度としてのリモートワークをはじめました。
当初は緊急事態宣言下の措置としてはじまったのですが
もともと導入しやすい業種ということもあり
今は「ベストな選択」だったと思えるようになってます。
そもそも私たちは「雑談」が多いのです。
最近のニュースや気になったことなどの時事ネタだけでなく
本当にどうでもいい(笑)
もう覚えてないような、いまでも思い出せちゃうような
面白くも、くだらない、無駄話のような雑談。
そんな会話の中から生まれるアイディアや気づきが
どんなに大切だったのかを思い知った機会でもありました。
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雑談が恋しくなった6月下旬。
久しぶりにメンバーがオフィスに集まり
その瞬間はやってきました。
約2ヶ月ぶりにリアルで会うメンバーと
絶妙な距離感を保ちつつも
いつものようにくだらない話をしているうちに
(覚えてないような話の流れでから↓↓↓)
横山「あの夏の思い出って感じですねー(笑)」
今関「甘夏の思い出??」
横山「いや、あの夏です!甘夏ってなんですか(笑)」
伏見「なにそれー、エモい小説のタイトルみたいじゃん!!」
今関「あー、甘夏みたいな苦くて甘くてちょっと酸っぱい感じね」
横山「甘夏って、苦いんですかね?甘いんですかね」
伏見「人それぞれ感じ方は違うね」
今関「そうだ、タイトルだけ決めてみんなでリレー小説書こうか!」
ということで、はじまったのが
メンバーがリレーして書いて行くショートコラム
「甘夏のはじまり」です。
この夏、ウェブエイトのメンバーが交代で綴るショートストーリーをはじめます。台本やルールはありません。
登場人物も、物語りの舞台も、自由自在。
このあと、どう展開するかも、その人次第です。
決まっているのは、「甘夏のはじまり」というタイトルのみ。
さぁ、夏が始まります。
第1章:甘夏のはじまり 第1章_夏美の場合
第2章:甘夏のはじまり 第2章_再会
第3章:甘夏のはじまり 第3章_流れるプール
第4章:甘夏のはじまり 第4章_はじまりの場所
梅雨から始まったリレーコラムも
美人秘書 伏見の最終章を待つのみになりました。
いろんな視点で書いた「甘夏」を、彼女はどう締めくくるのでしょう。
楽しみです!
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話の流れの中で、その場のノリで生まれるものの尊さは
オンラインでは得られない。
リモートワークは時にメンバーを守る術であり
時に、働き方の選択肢の1つである。
当初はマネージャーとしては試されることが増え
うまくいかないなぁと思うこともありましたが
早い段階で管理するのは「人」ではなく「業務」であること、
それで問題ないしみんなの幸せが最適化されるという
自信みたいなものを持つことができた、かも。
そんな、2020年の夏の出来事でした。