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豊島区庁舎跡地エリアの愛称募集|言葉の力で、沖縄へいく!

こんにちは。

「ママって面白いよね」
と娘に冷静に言われるディレクターのゼッキーです。

 

実は、私がウェブエイトに入社するときに弊社社長の草間がこう言っていました。

「街を作りたいんだ」

ハード面の街づくりではなく、
コンテンツで街を元気にする、というような意味合いでした。(たぶん)

その時は単純にすごいなぁと思っていましたが
自分の綴った言葉が、デザインやメディアに乗って街に出ているのを見て
もしかしたら、これも街づくりなのかもしれないと感じるようになりました。
私にはこんな方法もあるのだな、とちょっと嬉しい瞬間でした。

それ以来、施設や特定エリアの「愛称募集」への応募も増やしています。

今回は、そんなテーマの応募です。

 

今回応募するのは「豊島区庁舎跡地エリアの愛称募集」

2020年春に、豊島区庁舎跡地にできる大型複合施設だそうです。

募集ページに書かれている施設概要は下記のようにかなりの大型施設。
しかも、国家プロジェクトです。

以下公式ホームページより抜粋
豊島区が目指す『国際アート・カルチャー都市』のシンボル

世界中の人々が出会う
「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」が
2020年春にグランドオープン

国家戦略特区 都市再生プロジェクト ーかつてない官民連携のまちづくりー
集客力 年間1,000万人
経済波及効果 年間270億円
(公式ページhttps://toshima-naming.jp/)

“8つの劇場”にオフィスビル、公園を併設し、女性に優しい設備も多いようです。

 

人がつくってきた「ごちゃまぜ」な街。

池袋はどんな街なのでしょうか。

最近では住みたい街ランキングで上位にくる池袋ですが
私が東京に住んでいた頃の印象は

「モノも、ヒトも、ごちゃまぜ」

という印象でした。

住む場所というよりも、繁華街というイメージが強く
彼とのデートでも、付き合いたてにはいかない街でした。
まずは渋谷・原宿・恵比寿、中央線沿いの小さな街へ。
そして、上野に行く前に池袋、という感覚でしょうか。(あくまで私感です)

 

洗練されたというよりは、あか抜けない
卓越されたというよりも、常に進化中
精悍さよりも、愚直な感じ

この街は、いつまでも「未完成」なんじゃないかと感じてました。

さらに
有名な大学もあれば
某ヤンキー系ドラマの舞台でもあり
西に東武、東に西武
8路線もあるターミナル駅だけど、新宿ほど複雑な構内ではなく
ラーメン激戦区で、オタク系のショップも多いけど
少し離れると、意外に住宅地もちゃんとある

そんな、一見ごちゃごちゃしているように見えるんですが
一番人間味がある、「ごちゃまぜ」な魅力のある街だと感じています。

 

豊島区庁舎の跡地活用と、池袋の人たちの想い

この施設をつくるときの住民説明会での資料を見ると
「人が集まる魅力的な街になる」「素晴らしいプロジェクトだ」など
前向きな意見が多いことからも、期待の大きさを感じました。
さらに、新庁舎は分譲マンションに併設されています。

働く人、住む人、通う人、訪れる人、すべての人にとっての
プロジェクトであることが伺えます。

ーかつてない官民連携のまちづくりー 
というテーマがジーンときました。

 

「コンセプトストーリー」を表現する難しさ

今回の募集には、ものすごく素敵なコンセプトストーリーがあります。

ネーミングコンセプトストーリー
~1000万のきらめく物語が生まれるまち~
色と形の思いがけない出会いが無限の華を咲かせる万華鏡のように、
1000万の出会いが1000万の物語を生み出す。

8つの劇場からまちへとあふれ出す感動の余韻。
その舞台に立つのは「私」。誰もが自分らしく主役になれる特別な場所。
さあ出かけよう、ちょっぴりおめかしして。
新しい出会いを探しに、新しい「私」を見つけに。
(公式ホームページから抜粋)

このコンセプトを見たときに、思いました。
私の「ごちゃまぜ」を素敵に表現すると、こうなんだなぁと。

こういう素敵なコンセプトに言葉をのせていくのは、とても好きです。
そして、難しいところでもあります。

コンセプトを表現しきれるのか。
表現しすぎて、世界観を狭めてしまわないか。
主催者をはじめ、ここに関わる人の思いを汲みきれるか。
そして、私の言葉になっているか。
何度も何度もつぶやいて、イメージしていきます。

池袋の多様性と、生活との親和性、特別な日の主役感
どう願いを込めましょう。

 

ランドマークは、シンプルであれ。

想いや願いは多くとも、
おそらく池袋のランドマークになるこのエリアに
長くわかりづらいネーミングは合わないと感じています。

さらに、池袋の多様性を活かすのであれば
特定の人だけに刺さるような言葉、語源は避けたほうがいいと思いました。

また、多くの店舗、施設が入ることを考えると
○○店と簡潔な方が勝手も良いですよね。(住所書くの大変だし)
そして観光マップや、地図にも必ず登場すると予想されますので
GoogleMAP見たらエリア名で周辺部が埋め尽くされる!
というようにはしたくありません。

 

シンプルであることも、大切な要素です。

 

今回応募したのは、これ!

[ Irres ] イリーズ

 かけがえのない、代わりのないという英単語「irreplaceable」を元にした造語案です。
 「irreplaceable」の文頭「irre」に、集合体の意味を持つ「s」をつけました。
 2つの単語を組み合わせた混成造語です。

 

池袋という街自体が、その人によってどんな場所かが違うように
このエリアも、その人によっての意味があると思いました。

あの人にはスペシャルな
あの人は日常的に
あの人は挑戦する場

池袋に生きる人の想いや日常を大切にしつつ
副都心機能とアート&カルチャーを体現する街「池袋」

エリアとしても多様性を受け入れ、多様性を持てる場所であるからこそ
誰にでも、いつでも
「かけがえのない場所」となる。

そんな想いを込め、、、、、、

 

応募完了!

参考文献・参考資料

豊島区庁舎跡地エリアの愛称募集 公式ホームページ https://toshima-naming.jp/

豊島区ホームページ
豊島旧庁舎跡地の活用 http://www.city.toshima.lg.jp/024/kuse/project/030614.html

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