TOPICS
トピックス
WEBデザインあるある Vol.1
コーラよりもジンジャーエールがよく似合うと言われる円山です。
ウェブ制作に携わって、はや12年。
私もウェブデザインのさまざまな変化を目の当たりにしてきました。
その間に体験したウェブデザインにまつわる出来事や、感じていることをまとめてみました。ウェブデザイナーのみなさまはきっと『あるある!』と同感してもらえると思います。
#01 イラレ?フォトショ??結局どっちがいいの?
はい、これはだいぶ前からちょくちょく話題になるテーマであり、
私自身も何度となくイラレ→フォトショ→イラレ… と交互にツールを変えてきました。
結論からいうと「もうフォトショでいいじゃん」です。
レスポンシブWebデザイン主流で考えるとブロック主体でフォトショでも作りやすいですし、なによりデザイン自体にイラレの得意とするイラスト的な要素(複雑なパスを使った絵や罫線など)のニーズがほぼ無い、そしてフォトショ自身もCCになってからかなりウェブデザインを意識してバージョンアップが繰り返されてきました。
イラレ派の方はどちらかと言うと、古くからウェブデザインに携わっている方や元々グラフィックデザインをしていた方が多いかなと思います。
実際私も元はグラフィックからでしたので、断然使い慣れたイラレ派でした。
ですが、私は完全にフォトショでのデザインで完結しています。
フォトショで「アートボード」が使えるようになった時点でもう確定ですね。
今ならウェブデザインは断然フォトショです。
イラレ8.0、フォトショ5.5の黄金セットの時代から使っている私が言うので間違いありません。
#02 過去に作ったサイトに早くリニューアルしてほしい感
「これが私が5年前にデザインしたサイトです」
なかなか言いづらいのは私だけでしょうか。
5年も前のサイトともなればいろいろなところが「今」とは少し違った作りになっています。
デザインも然り、「ボタン、超立体的じゃない?」とか「この影なに?」とか『当時は主流だったんですよ』と思わず説明して歩きたくなるようなことが多々あります。
先取りすぎてマテリアルデザインでサイトデザインしてしまった方もいるでしょうねぇ。
#03 「ちょっとデザインしてみて」の“ちょっと”の誤解
これはお客様から言われたことがある方多いのではないでしょうか。
あぁ、いいですよ、とつい簡単に引き受けてしまいがちですが、
大概は「う〜ん…」となりますよね。
ウェブデザインの場合、トップページのデザインが肝。
そのためにはページの構成やコンテンツの理解などサイト全体をよく知っておく必要があります。
お客様はトップデザイン自体にそれほど労力がかかっていると知る由もないので「サクサクっとデザインしてみてよ」という意味で話します。
デザイナーは大抵「がっつりでなくていいからラフ的にデザインしてみてよ」と解釈します。
この解釈の差が、デザイナーの「ちょっとって言ったのに…」と、お客様の「う〜ん(こんなデザインか…)」といった大きな誤解を生むのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ウェブデザイナーとしてご活躍の方は「うんうん」と賛同してくれているかと思います。
これからウェブデザインを学ぼうとしている方も少しは参考になるのではないでしょうか。
将来、デザインにもAIが台頭するようになれば、また新たなあるあるが増えそうですね。