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サイト制作をハンドドリップで例える
こんにちは。
最近、コーヒーをハンドドリップで淹れることに
ハマっている円山(ハンドドリッパー初〜中級程度)です。
「コーヒーなんてインスタントで十分だよ、味なんて大して変わんないし」
いや、私も実はそんな風に思っていました。
味なんて大差ないんだからほぼ苦ければいい、くらいに。
でも、間違っています。
コーヒーはハンドドリップで淹れてこそ本当の幸せが得られるのです。
ちょうど良い機会なので、今回はサイト制作をコーヒーのハンドドリップで例えてみたいと思います。
豆を選ぶ
さて、まずは豆選びです。
何はさておき、豆選びは美味しいコーヒー(Webサイト)を作り上げるのに非常に重要です。
例えば、ガツンと苦味の効いた濃〜いコーヒーを飲みたい。
ということだったら深煎りのイタリアンローストを選びましょう。
サイト制作で言うならば「50代のハーレー好きのおじさまにビビッとくるサイトにしたいので色は黒、飾りはクロムハーツ的なものでいくか」といったところ。
「50代ハーレー好きおじさま」というところは、できるだけ掘り下げていったほうがいい。
ハーレー好きと言っても、私生活までどっぷりダビッドソンの人もいれば、週末だけダビッドソンの人もいる。
中には見た目は相当のハーレー好きかと思いきや、実はゴツいものが好きというだけで「ハーレーの本あげるよ?」の声に「え?…ああ、どうも。」ぐらいのおじさまだっている。
要するに、ただイタリアンローストならいいんじゃない、コスタリカ産ということまでこだわるか、だ。
豆を挽く
コスタリカ産のイタリアンローストに1/4だけキリマンジャロを混ぜた豆を選んだら、次は豆挽きだ。
しっかり豆の量を計ったら、ミルでゆっくりと挽いていこう。
コーヒーの香ばしい香りを目を閉じて嗅いでみよう(ミルは挽いたまま)。
このあと美味しくいただく自分の姿がぼんやりと浮かぶはずだ。
そう、これはサイト制作でいうところの「デザイン」だ。
頭の中でぼんやりと最終形のサイトをイメージしながら、あせらず確実にデザインしていく。手と目と鼻と耳をフルに使って納得がいくまで積み上げよう。
抽出方法を決める
今回はハンドドリップだが、抽出方法にはコーヒーメーカー、サイフォン、フレンチプレス…などいろいろある。自分の求めているコーヒーに合ったものを使おう。
これはサイト制作でいうと「プラットフォーム選び」にあたる。
CMSを使うのか、使うとしたら有料のものなのかフリーのものか。
これが決まらないとサイトは完成しない。
挽いた豆をどうやって抽出しようか、これ重要なことです。
抽出
次はいよいよ抽出だ。
ふっくらと膨らんだ豆を楽しみながら、ゆっくりとお湯を注いでいこう。
徐々にコーヒーが落ちていく様子を眺めているだけで幸せな気分になるだろう。
コーディングとはまさにこういうもの。
テキストで組んだものが徐々にサイトとして形を成していく。
リロードするたびに悦に入ることだろう。
まとめ
どうでしょう。
サイト制作とハンドドリップの関係、お分かりいただけたでしょうか。
弊社では来社いただいたお客様に美味しいコーヒーを提供したいと思っています。
腕に自信のあるWebデザイナーさん、ぜひいらしてくださいね。