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ヤマハ125ccスクーターのキャッチコピー|言葉の力で、沖縄へいく!

もう、春の風が吹いてきました。
桜もそろそろ目を覚ましますが
春眠暁を覚えないディレクターのゼッキーです。

今回は、「ヤマハ125ccスクーター」のキャッチコピーへ応募したいと思います。

スクーターに乗れる免許はあるものの、車文化の長野県に生まれ育った私は
一度もそのハンドルを握ったことがありません。

そんな人にも届くような、そんなキャッチコピーにしたいです。

 

今回応募するのは ヤマハ発動機株式会社「ヤマハ125ccスクーター」

今回のヤマハのスクーターのキャッチコピー公募は
いくつかのスクーターの中から好きなものを選び、応募するというものです。

 

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/life/125cc/campaign3/

しかも、「何度でも応募可能」!!

応募する側としては悩みに悩んだ案を捨てずに応募できて嬉しい反面
このコンテストの「意義」「目的」を計りきれない部分にやりにくさも感じます。

最近はツイッター応募なども増えているので
これも「プロモーション」の一環だということかもしれません。

それに、単に話題性だけでのコンテスト開催というのではなく
ヤマハさんのスクーター文化を広げたいという切な思いも感じます。

特に今回選んだスクーターは、他のものとは違うテイストの
コンセプトムービーがあります。
違う層を獲得していきたいという狙いもあるのでしょうか。

そこで、今回は
「きっとヤマハさんはこんなペルソナを設定したんじゃないかな」と勝手に妄想し
そのペルソナに向けたキャッチコピーを考えていきます。

 

選んだのは、原付っぽくないスクーター「BW’S125」

数あるスクーターの中から選んだのは「BW’S125」というモデルです。

 

すべてのモデルを見て、最終的にこれを選んだ理由は
ハードルが低そう でした。

今までスクーターを運転したことがない私からすると
125ccであっても、「原付」だと言われても
「バイク」なので
専門性、機能性、独自性よりも
わかりやすいコンセプトと、操作のしやすさ
というのが一番気になった点です。

このようなコンセプトの違いは
各モデルのプロモーションムービーにも現れていて
その時点でターゲットが違うこともわかります。

そしてこの「BW’S125」のプロモーションムービーは先述したように
他と少し雰囲気が違います。
簡単にまとめると
・かわいい女子、原付免許の試験に落ちてがっかり
・合格したと見られるいちゃつくカップルを見て、密かに闘志を燃やす
・イケメンに応援されながら実地試験をクリアしていくイメトレをする
・妄想が終わり、かわいい女子、何かを決意する!

気になる方は、こちらから。
https://youtu.be/ovr_zTmrjAs

このプロモーションビデオからも
ターゲットは若い女性であること
バイクの乗車経験がゼロでもいいことなどもわかります。

ペルソナになって考える。彼女にとって「スクーター」とはなにか

個人で所有することができる移動手段として
「自転車」「二輪車」「四輪車」などがありますが
移動手段として手に入れる場合と
嗜好、趣味で手に入れる場合があり、
後者の場合は「自己表現」の1つということもあると思います。

 


ここから仮説、いや妄想に入ります!

今回イメージしたペルソナさんに置き換えた場合は
移動手段としての必然性から免許の取得に踏み切る
免許取得過程において「自己表現」するものに変化していったことがわかります。

プロモーションビデオの最後
瞳を開けた瞬間に、
移動手段ではない何かのために彼女は頑張るのだと想像できます。

ペルソナになって考える。なぜ、「スクーター」だったのか。

移動手段の必然性という部分から
自転車よりも広範囲で使うことをイメージができます。
車の免許を持たない彼女が二輪車の免許を取りにきているので
このペルソナさんの場合は自転車が競合しないと考えられます。

 

では、なぜ自動車を選ばなかったのか

 

自分が所有していない「免許」と「彼氏」を持っている女子を見て
嫉妬心、焦燥感を燃やすというよりは
まだ見ぬ彼氏と出会っていないだけ、という気持ちの余裕があることからも
社会人ではなく、学生。
さらに、まだ成人はしていないのではないかと思いました。
ターゲットの年齢層は17〜19歳
「出てこい、彼氏」からも、若さならではの強さと勢いが垣間見えます。

地方大学へ進学し
移動手段に限界を感じての免許取得だと仮説を置くと
実家は東京都心部、いづれ実家に戻ることを決めている
あるいは、いずれは都市部への就職を希望している(この時は)ので
車の免許は必要なく、原付の免許を取得しようとしている、という感じでしょうか。

自動車の取得にかかる費用、維持費と利用シーンとのバランス。
そして3〜4年後には別の街に住んで、今とは全く違う生活をしている。

そこまでイメージできるクレバーさを彼女は持っているとします。

彼女はとても賢い、妄想族系リアリスト。

仮定ペルソナ:「小堺はるか」19歳

上記のことから、今回のペルソナさんははるかさんに決めました。

名前:小堺はるか
出身:東京都小金井市出身
年齢:19歳なりたて(早生まれの3月7日が誕生日)

・地方の国立大学 人文学部の1年生(もうすぐ2年生)
・本当は都内の大学に行きたかったけど、合格したのは「都内私立」と「地方国立」
・親の負担などもちゃんと考えられるはるかさん
 地方で一人暮らしをしながら、バイト生活をしている
・自炊はもちろん、家事は得意
・最低限の親からの仕送りとバイトのお給料で、それなりに大学生活は楽しい
・ただ、地方都市の郊外にあるキャンパスと、ターミナル駅前の居酒屋でのバイト
 サークルなどのスケジューリングが難しく、移動手段として原付を選ぶ
・大学の先輩が原付にのっているので、勇気は必要だったが
 春子さんなりに考えて、出した結論だった
・彼氏は高校時代の部活の先輩と付き合って以来いない
・最近、未来の自分のことを考えることが多い
・冒険できない、勇気がない、想像できないものが怖い
・大学で様々な価値観の人と出会い、自分が変わっていくことを感じている
・一方で、変わらない自分に対するモヤモヤもある

はるかさんが、「BW’S125」に乗りたくなるには

そんなはるかさんなので
彼女の深層心理にある慎重さに寄り添い、冒険心に火をつけるようにして
「BW’S125」の遊びゴコロとつなげてあげたいと思うのですが
ここで難しいと思うのが
このプロモーションムービーで出てきたはるかさんには
このモデルは少し「プロ志向」すぎるかな、ということです。

ホームページの製品情報を見ると
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/bws125/feature.html

・排ガス中の有害物質が少ない
・エンジン音も静かな
・操作性が良い
という点は、はるかさんには受け入れやすい点です。

しかし

・非対称デュアルヘッドランプ
・オフロードテイストのコックピット
という、「デザイン性」や手元の操作性に関する部分がかなり凝っているモデルです。

初心者なのにプロ志向が反映されているモデルを選ぶはるかさんは
もしかしたら、もう少し「自立心」が強い、「芯」の強い女性かもしれません。

 

なので、彼女をこんな風に変更します。

本当は都内の大学に行きたかったけど、合格したのは「都内私立」と「地方国立」
・彼氏は高校時代の部活の先輩と付き合って以来いない
 いたが、先輩の進学で遠距離になりすぐにあっさり別れた。
・最近、未来の自分のことを考えることが多い 好き
冒険できない、勇気がない、想像できないものが怖い
 冒険する勇気はないが、一度経験するとどんどん興味が出てくる
 知らないことを経験することが好き。ワクワクする。

 

今回のペルソナのポイントは、19歳であること。

コンセプトムービーでは「教習所での妄想」で終わっていますが
彼女が無事に免許を取得したら
このスクーターとどんな時間を送るのか。

今までとは違う景色を、前向きに見れそうな
今までの自分とは違う決断ができそうな
またがるその瞬間から、自分が変わっていきそうな
大人になる前の女の子に、勇気と冒険を与えてくれる
そんな言葉を選びました!

 

そんなはるかさんへ届け!キャッチコピー10連発!

・女の子にも、勇気と冒険が必要だ

・頬にあたるこの風は、いつかの自分に届くだろう

・イケてるわたしの、かっこいいやつ

・毎日わたしと一緒だから、イケメンを選びました

・わたし史上、一番イケてるパートナー

・その風の、向こう側へ

・右手を回して、未来のわたしに会いにいこう

・違って見えるのは、きっとわたしが変わったからだ

・昨日と違う風が、違う明日に連れて行ってくれる

・走ろう!どんなわたしも乗せて

・イケイケ、わたし!だれよりかっこいい相棒と

 

 

応募完了!

 

参考文献・参考資料

ヤマハ125ccスクーター キャッチコピーコンテスト
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/life/125cc/campaign3/

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