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とにかく「専門家」ではなく、「隣で一緒に悩む人」で在りたい。
こんにちは。ウェブエイトの“孫の手”(と呼ばれたい)、石田ゆずまです。
先日、長野商工会議所様にお声がけいただき、
「デジタル化を上手に使いこなし売上を加速するSNS活用術セミナー 」にてワークショップの講師を務めました。
当日は39名の方がご参加くださり、Instagramを使った投稿の動画編集の基礎について、実践形式でワークを行いました。
私自身、いわゆる“講演家”でも“専門家”でもありません。
普段は現場で、企業のSNS運用やクリエイティブ制作を担当している、ひとりのクリエイターです。
だからこそ、動画編集やクリエイティブのことで「これどうするんだっけ?」と思う気持ちよくわかります。
基本の“き”に戸惑う気持ちや、「こんなこと今さら聞けない…」と立ち止まる不安も、すごくよくわかります。
今回のワークショップでは、そうした“最初の一歩”に寄り添えることを何より大切にしました。
今更ながらに「こんなこと今更聞けないよ」は、ぜひ声に出していただきたいと思います。
例えば・・・
「インスタのインストールが分からない」
「画像の更新が分からない」
「どうみればいいんだっけ」
など、声にならない声をぜひ表面に出していただきたいと思いました。
けして私は、それを“できていない”とは思いません。
「やってみたいと思った」こと、そして「人に聞けた」こと、
その一歩そのものが大きな前進だと感じるのです。
講師と生徒はすごく距離があり、上下関係も生じてしまいと感じます。
だからこそ、役割は講師だとしても立場としては、
講師としてではなく、同じ目線で「一緒にやってみましょう」と声をかけ続ける中で、
参加者の方が「できた!」「楽しいかも!」と少しずつ笑顔になっていく成長に触れたとき、何より嬉しい気持ちになります。
SNSは、特別なスキルを持った人だけのものではありません。
想いを届けたい、誰かに知ってほしい。そんな気持ちがあれば、誰にだって“伝える力”は育てられると思っています。
実際に参加された方は、「もっと使いこなせるまで努力してまいりたい!」とすごくポジティブな反応をいただきました。
小さな「できない」にも、全力で隣で寄り添いながら、かゆいところに手が届く“孫の手”のような存在でありたいと願っています。
現場で培ってきた経験が、こうして誰かの一歩につながること。
そして、地域の企業や個人事業主の皆さまが、自分の言葉で“伝える力”を育てるお手伝いができること。
これからも、“やりたいけど、難しくて最初の一歩が踏み出せない”という方のそばで、
いっしょに悩み、いっしょに動いていくスタンスを大切に、寄り添っていけたらと思います。