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年間で”地球を一周する距離”をクルマで走りながら仕事をする人の3ルール
今日はどこにいるのだい?
会社の人にも、プライベートで出会う人にも、私の所在がどこなのか問われることがよくあります。働いているときも、働いていないときも、クルマを運転していることが多く、よく知らない土地からリモートを繋いで仕事をしています。
こんにちは。私は、年間3万キロのクルマの走行距離を走る”ウェブエイトの孫の手”、いしだゆずまです。
私が働くウェブエイトという会社は、長野県松本市にあるマーケティング・ブランディングの会社です。入社して一定の条件が整うとWi-Fiとセキュリティ環境が整っていれば、リモートで仕事が出来るようになります。
入社後しばらくは、出社をして仕事をすることを頑張っていましたが、同じ場所にずっと座り続けて仕事をすることが、自分自身の特性上難しいと判断をしたので、リモート日本各地から仕事をするようになりました。
家にもいられない、出社することも難しい。そんな私が一番居心地がよい場所。それがクルマで移動した先で仕事をするということ。
この無謀な仕事する場所への価値観を受け入れていただいた会社への感謝と同時に、私が大切にしていることを7ルールでお話したいと思います。
1.目的地を決めない
今日は、秩父のコワーキングスペースからお送りしています。
ある日曜日、友人が「長野県から茨城県まで送ってほしいの」と連絡がありました。私は、その日に何も予定がなかったので快く送ることにしました。
友人2人と長野県から茨城県へ移動し、無事に送迎する目的地までたどり着き私の任務が終わりました。
ただ、美味しいものを食べて、帰路につけば良いだけの話かもしれませんが、「ナビなしで帰ってみよう」と思う冒険心が拭い切れず、茨城県から「きっと西の方」と方向を定め、知らない道をひたすら走ることにしました。
春日部 – さいたま – 所沢 – 秩父・・・・。景色が変わり、夕方から夜にかけて、辺りは暗くなり、私のクルマのヘッドライトだけが頼りになる中。400km走ったところで、秩父で働いている友人に電話をかけました。
「ちょっと行ってもいい?」
本当に行く先々で出会う人がいるので全国各地に友人がいて、電話をかけると快く会ってくれるとのこと。私は「よっ!」と挨拶をして顔を見てすぐに長野へと戻ろうとしたけれども、友人は「布団どうする?お風呂入った?」と泊めてくれる気でいました。どうやら、友人が私が夜に電話をかけたときに泊まる場所を探していたと思っていたようで、準備をしていました。ありがたく恩恵をうけることにしました。
翌日は月曜日。最初は会社の仕事を自宅で受けようとしていたけれども、友人がコワーキングスペースを運営をしているので、ご厚意に甘えてワークスペースで週次ミーティングをすることにしました。
ナビを設定して、茨城県からの帰路だけの移動であると、その渦中ではドラマは起きませんが、目的地を決めずに帰るということをすることによって、思いのよらぬ出来事が起こるようになります。私は、その渦中に起きる出来事・出会いに対してワクワクする気持ちがあるので、目的地を決めずにクルマを走らせることを凄く大切にしています。
2.BGMで流すBPMを大切にする
BPMとは、”Beats Per Minute”の略で、1分間に刻まれるビートの数を表す言葉です。
Wikipediaより
私の先月の走行距離(2025年5月)が5000キロでした。毎回オイル交換しにいく、ディーラーもびっくりしています。日割りする一日166キロ走っている計算になります。
毎日、中長距離を走るクルマに対して車内でかけるBGMは、とても影響されます。
バイパス沿いで流れていると心地よい|BPM130-140
バイパスは、交通量も多く注意が様々なところへ向きます。落ち着いた音楽よりも、少しテンポ感が高い音楽で没頭できる重低音があるとゾーンに入ることができます。
大体BPMでいうと、130-140くらいがちょうどよく、アルバムとして凡そクリアしているのが「sakanaction/サカナクション」です。
アルバム全体も1時間程度とちょうどよく、市街地を抜けるのにちょうどいい長さとテンポ感でおすすめです。
ゆったりとした気持ちで走る|BPM70
明け方、そこまで急ぎたくない日。音楽のテンポを落とすと自然に焦らず移動することができます。
おすすめはLo-Fi音楽は良いです。本当に「無」になります。
仕事をするときもクルマを運転するときも、自分自身が没頭出来るBPMの数を意識すると長時間ずっと没頭できると感じます。そのため、凄くBGMを意識するようにしています。
3.「本州は近所・海外が隣町」というマインドでいる。
あー、これから東京出張なんだ。近所だね。
自分自身の安全領域(コンフォートゾーン)の幅を持たせることはとても重要だと感じます。その安全領域が狭いと少し遠くへ行くの「よっこいしょ」と思い腰を上げていく必要があって、凄く体力を使います。そもそも、沢山のところへ行くチャンスを自分自身の安全領域から出ることへの恐れで逃してしまうのはとても残念です。
なので、私は移動するときに「本州は近所だから〜」と口癖にするようにしています。きっと、言葉から印象は変わると思います。言霊は本当にあると思います。
家の中で出来る仕事をするのではなく、外に出て新しいものに触れて吸収して、社内へ還元していく。そう在れたらいいなと思って、近所というハードルを低くする言葉と使っています。
少なくとも、これによって、私は、本州を3年間くらいでクルマで制覇することができたし、新しい出会いもどんどん増えて本当に良かったと思っています。
まとめ
少なくとも、全員が出来ることではないと思いますが、「年間で”地球を一周する距離”をクルマで走りながら仕事をする人」のマイルールはクルマを運転することから他への転換もできることだと思います。
一緒に楽しんでワクワクしていきましょう!