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400年続く松本「あめ市」で感じる年のはじまり

週末になると、ついどこかに出かけたくなる。
ウェブエイトの竹中です。

新しい年の始まりを告げる行事として、毎年この時期に松本の街を賑わせる「松本あめ市」。今回は、そんな松本の新春恒例行事についてご紹介します。

毎年1月、松本市中心市街地一帯で行われるこのお祭りは、単なるイベントではなく、江戸時代から受け継がれてきた商い”と“祈り”の文化が今も息づく、貴重な伝統行事です。

今年は、1月10日(土)・11日(日)に開催。
11日には市内中心部が歩行者天国となり、例年多くの人で賑わいます。

松本あめ市のはじまり|塩と飴がつないだ歴史

松本あめ市の歴史は古く、江戸時代初期にはすでに正月の市として開催されていた記録が残っています。

「あめ市」の起源については諸説あると言われていますが、飴だけでなく“塩”の存在が深く関わっています。
松本藩の領地は、かつて塩の流通路であった「塩の道」に沿っており、生活に欠かせない塩と、保存性の高い飴は、新年の商いの象徴でもありました。一説には、上杉謙信の「義塩伝説」に由来するともいわれています。

商売繁盛と無病息災を願う、新春の市

あめ市は「今年一年の商売繁盛」を願う市として、今も多くの人に親しまれています。当日は市内中心部が歩行者天国となり、通り沿いには数多くの屋台が並びます。

縁起物のだるまや飴をはじめ、松本ならではの品々が販売され、街全体が新年らしい華やかな雰囲気に包まれます。地元の人はもちろん、観光客にとっても“松本の年明け”を体感できる特別な一日です。

見どころ① 七福神の時代行列

あめ市の名物のひとつが、七福神に扮した人々による時代行列です。色鮮やかな衣装に身を包んだ行列が街を練り歩く様子は、写真映えするだけでなく、どこか懐かしさも感じさせます。

子どもから大人まで楽しめるこの行列は、松本あめ市を象徴する風景として毎年多くの人を惹きつけています。

見どころ② 塩取合戦と和太鼓演奏

もうひとつの大きな見どころが「塩取合戦」。武田軍と上杉軍に分かれて行われる綱引きは、塩の歴史と戦国ロマンを感じられる迫力ある催しです。

当日は一般参加も可能なので、
「見るだけじゃ物足りない」「せっかくなら体験したい」という方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

また、会場各所では和太鼓チームによる演奏も行われ、力強い音が街中に響き渡ります。冬の寒さを忘れるほどの熱気に包まれる瞬間です。

「飴の街」松本  今に続く職人の技

松本は古くから飴づくりが盛んな街として知られ、かつては20軒もの飴屋が存在していたといわれています。現在残っているのはわずか数軒ですが、いずれも数百年の歴史を持つ老舗ばかり。

あめ市は、そうした飴文化を次世代へ伝える役割も担っています。屋台や老舗店で飴を手に取ることは、松本の歴史に触れる体験そのものといえるでしょう。

現代に受け継がれる「あめ市」の意味

時代が変わり、生活様式が大きく変化した現代においても、あめ市は「人と人をつなぐ場」として存在し続けています。新年のあいさつを交わし、商いの繁盛や家族の健康を願う——その本質は、江戸時代から今も変わっていません。

松本あめ市は、観光イベントであると同時に、地域の歴史と文化を未来へつなぐ大切な行事なのです。

年の始まりに、松本の歴史を感じてみませんか

今週末に松本を訪れる機会があれば、ぜひ松本「あめ市」に足を運んでみてください。街の賑わい、受け継がれてきた文化、そして人々の想いに触れることで、きっと心に残る新年の思い出になるはずです。

松本の“はじまりの風景”を、あなた自身の目で体感してみませんか。

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