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コトラーから一緒に学ぶ!1分間マーケティング入門「販売は製品が完成してスタートする。マーケティングは製品が存在する以前にスタートする」
自分のベストカラーがクリアサーモンピンクだと知り、悪くないなと思っているウェブエイト草間です。
ちょっと派手目な感じでもOKで、遊び心があるスタイルが似合うとのこと。
早速シャツもパソコンもベストカラーで、遊び心にはオレンジが入ったキャップを被ってキメキメです(笑)
(間違っていたらご指摘ください)
さてさて、パーソナルカラーは置いといて、マーケティングの話しをしていきましょう。
感づいていると思いますが、ウェブ制作だけではクライアントの売上に貢献できません。
多くのウェブ制作会社がその壁にぶち当たっているだろうし、我々ウェブエイトも昔はそうでした。
マーケティング戦略に沿って、その先に戦略合わせた販促物がある、つまりウェブサイトもマーケティングの最後のアウトプットの1つなわけです。
我々ウェブエイトは、売上に貢献できるウェブ制作をしたい。
だったらウェブエイトの社内みんな、デザイナーもエンジニアも、さらには経理担当までもがマーケティング思考を身に付けていく必要があるわけです。
そのような理由で、ウェブエイトでは毎週月曜日、みんなで行う全体ミーティングの中で、一分間コトラーという本を読み合わせています。
- 社内にどう取り入れられるか?
- クライアントにどう取り入れられるか?
- 周りに同じようなこんな事例がある
などをシェアして社一体となってマーケティング力を高めています。
その内容を今回もあなたとシェア。
以前の一分間コトラーの記事
コトラーから一緒に学ぶ!1分間マーケティング入門「世界一優秀なマーケティング部でも、ニーズに合わない製品を売ることはできない」
店頭で売れないものは、ネットでは売れる?
お客さんからこんな相談がありました。
「これ店頭で売れないから、ネットで売ってもらえない?」
大変申し訳ないのですが即答で「売れません。」とお答えしています。
需要がないものは売れません。
いや、無理やり売れと言えば売れるけど、所詮お願い・無理強いセールスですから先には続きません。
そもそもブランディングにつながらないわけです。
価値を提供してこその対価。
どんな人に、どんな価値を提供するのか?
つまりは
「誰に(適切なターゲットに)」
「何を(どんな価値あるコト・モノを)」
ここから考えるのが戦略です。
そこがはっきりしていなくて、提供する側の「売りたい!」という気持ちでは、今の世の中ではモノ・コトは売れません。
日本はかつてMacは大したことないと言っていた、でも大負けした
Apple社のパソコン、Macシリーズは誰もが知っている業界の人気商品ですよね。
そんなMacですが、Macの製品は説明書がいらないくらいシンプルに使いやすくというところを目指しています。
ご存知のように、よくできていますよね。
ですが、日本は当初、そんなMacbookの中身(どんな構造になっているか)を見て「たいしたことない。」と言っていました。
でも今や、ノートパソコンと言えばMacの名前がほとんどの人から上がってきます。
これは、パソコンとしての機能の比較として見ていた日本のパソコンメーカーと、マーケティングからしっかり取り組んできたAppleとの大きな違いです。
市場に合わせて、市場の求めている価値を製品化していたのです。
何年もたった今、それが大きな差として如実にあらわれていますよね。
僕もしっかりローズゴールドのMacでキメキメですものね(笑)
点ではなく線で見ていく
- とりあえずウェブサイトが欲しい
- 新聞広告に掲載してみたけど1件もお申込みがなかった
- こんなチラシつくったけど、どう?
ウェブエイトのところに集まる相談は上記のような相談が非常に多いです。
これら、Webサイト、新聞広告、チラシ、などの販促物は、マーケティング戦術の中のたった1つでしかなく、単品で効果をだすことが難しい。
これまたマーケティングの権威であるダン・ケネディは
- マーケット(Market)
- メッセージ(Message)
- メディア(Media)
これらの頭文字をとった「3M」が最適で一貫性があって、初めて効果を発揮すると言っています。
例えば、チラシがめちゃくちゃ良くても、ターゲティングが間違っていて、結果が出ない場合も多々あるわけです。
他にも掲載するメディアが間違っている場合もあるし、そこに掲載していたメッセージが間違っている場合もある。
どれか1つでも欠けると、威力は半減、もしくは掛け算で考えれば、他が100でも0になる可能性もあります。
1つ1つの点で見るのではなく、ターゲットまで一貫して届くかどうか、線で見る必要があるわけですね。
本質が大事
かつての世間は顧客をあおり、良さ気なメッセージを並べ、売り切っていた時代があったように感じます。
今や誰もが一瞬で大量の情報を得られる時代。
側面だけよく見せようとしても、すぐにバレてしまいます。
例えば、商品グッズをデモンストレーションで売っている人たち。
若干語弊があるのを覚悟で話しますが、あの方々はトークや技術で売っています。
でも、もし4P(製品、価格、流通、プロモーション)に、あの人たちが関わって戦略を練っていたら、もっとすごいことになるのではないでしょうか。
こんな時代だからこそ、本質が大事になってくるのですね。
まとめ
売るだけに特化してはいけない。
作る時からマーケティングはスタートする。
ウェブエイトではプランナーがお客さんと関わり、「誰に」「何を」を明確にし、戦略を一緒に確認しながらまとめあげます。
そして、その後で「どんな手段で伝えるのか」の1つとなるウェブサイト制作に取り掛かります。
ディレクター、デザイナー、エンジニアが早い段階からプロジェクトに関わった方がより良いものができる。
そしてそれぞれの目線でマーケティング戦略に磨きをかける。
だからこそこうやって、ディレクター、デザイナー、エンジニアまでもが一分間コトラーで勉強し、社全体的なマーケティング力を上げているのです。