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社員に経営を教えるな、ゲームさせろ。MG研修を受けた社員のホンネ

みなさんこんにちは!
今日は、先週ウェブエイトで社内外のメンバーと一緒に受けた「MG研修」について書きます!

…。書こうと思っておりました。
ですがまずこのブログのタイトルから詰まりました。はい。
でも皆さん、いいですか。
そんなときはチャッピーちゃん(ChatGPT)の出番です。
秒で「社員に経営を教えるな、ゲームさせろ。」というとてもそれっぽいのを出してくれます。
皆さんもタイピングの手が止まったときは使ってみてくださいね。
慣れたらマジで使えますChatGPT。

さて本題。

経営とかまじ分からん。

そう思っている人は多いんじゃないでしょうか?
私のようないち社員からすれば、経営は遠い世界です。
毎日タイムカードを押し、業務をこなし、給料日にはきちんとお金が振り込まれている。

前職のフリーランス時代は、そんな会社員生活がめちゃくちゃうらやましかったです。
やればやるほど収入は増えるけど、経費は自腹、世間の信用はない、新しい仕事を得るために見積もりも強気には出せない…。
だからこそ「サラリーマンってありがたい!」と心から感謝し、
今日もウェブエイトでタイムカードを押しています。

でも、だからこそ思います。

経営者って、まじヤバい。(尊敬の意味で)
マジでどうしてこんなことをしているのか。(尊敬の意味で)

そんな私が、MG研修なるものを受けて、
経営者目線で“経営ごっこ”をしてみたら?いろんなことが、腑に落ちました。

というかそもそもMG研修って?

MG研修の「MG」は、マネジメントゲーム(Management Game)の略。
一言でいうと“製造業の経営者になって仕入れ・製造・販売をしながら経営を体験できるボードゲーム”を使っての研修です。

元々は1976年にSONYが優秀な営業マンを海外支店の支店長という経営者に成長させるべく開発したんだとか、
なんとかこんとか。

それを現代では経営者や幹部が経営を学び、私のような平社員も経営とはなんぞや?
どうすれば利益を増やせるのか?
(ひいては自分の給料の取り分が上がるのか?)
を学ぶために受けています。おそらく。
(ソフトバンクの孫さんも幹部にMG研修100回を必須にしているそうですよ)

今回ウェブエイトではご縁があり、
MG研修の講師として辻敏充さんが三重県からはるばる松本市までお越しくださいました!

きっかけは、弊社代表の草間淳哉が社内で唯一MG研修を経験していたこと。
そんな草間がたまたま辻さんと出会ったことで、「あの学びをウェブエイトのメンバーに!そして辻さんからも学んでほしい!」という思いで今回のウェブエイト主催MG研修が実現しました。

当日は、同じ長野県内の企業をはじめ、東京など県外からも参加者が集まり、総勢19名での開催になりました。
松本市まで足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!

MG研修やってみてどうだったか

え?経営で利益を出すの、無理ゲーすぎません?

売上あったはずのに、決算したら、何故かマイナスなんですが???
(MG研修では決算まで自分でやります!!)

いや経営って、社員に給料払うって、超大変じゃないですかー!!

とりあえず資本金があるじゃないですか。
そのお金で機械を買って人を雇って材料を仕入れて、
商品を作って売るじゃないですか。
仕入れよりまあまあ高く売れたら、よくない?って思うじゃないですか。

よくなかった。

金額のワルツ(わかる人にはわかるネタ)をしたら何故か経常利益が▲なんです。
おかしいな???

でも大丈夫です。
そんな初めからから赤字垂れ流しの新米ダメ社長でも、
講師の辻さんがありがたい講義で経営で利益を出す方法を分かりやすく説いてくださいます。
その魔法のような方法が【MQ会計】というものです!

MQ会計で利益の出し方が分かった

講師の辻さんがよくおっしゃっていた言葉
「利益を2倍にするには売上も2倍、じゃあないねん」
(辻さんは関西弁の方です/細部は違います)

本当にその通りでした!

経営って、感覚じゃなかったんですね〜
(当たり前体操〜)

私、ちょっと思ってました。
「数売ればなんとかなる」。
でも違いました。“なんとなく経営”じゃ、本当に利益は残らない。

研修の中で辻さんが何度も教えてくださったのが「MQ会計」という考え方。
これは「売上 ー(引く) 売上原価」みたいなざっくり会計じゃなくて、
「どれだけ“付加価値”を生み出しているか?」という視点で経営を見る方法なんです。

MQってなに?

M=売上単価 − 仕入単価(=粗利のイメージ)
Q=販売数量

この2つをかけ算して「MQ=利益の源泉」がいくらあるか?を見ます。
これが高ければ、利益は出やすい。
さらに固定費や変動費の考え方を加えながら、
「どこをどう動かせば利益が出るか?」が見える化されていきます。

経営は“センス”じゃない。
数字で戦略が立てられる世界。
ゲームの中で私が痛感したのは、「感覚だけで動くとマジで即赤字になる」ということ。
材料が足りない、在庫が多すぎる、広告打っても届いてない、投資のタイミングが遅い…。
現実の経営者が毎日こんなことを考えてるのかと思うと、本当に尊敬しかないです。

でも不思議なのは、2日目には自分の思考が変わってきたこと。
新米ダメ社長なりに、周りのうまくいっている経営者を見て学び、
そしてMQ会計で自分の経営の目指すべき数値と目標達成のための戦略を考え、

「とにかく現状勝てないんだからまずは投資しよう」
「この商品の売値は下げたらまずい」
「在庫の持ち方ミスったな、次はこうしよう」

と、実際はゲームなんだけど周りのプロ経営者相手に本気で勝つための道筋を考えてる自分がいます。

MG研修って、教えられるんじゃなくて、気づかされる研修なんだなと感じました。

結果、なんとなく売れそうなら売るを辞め、
とにかく現場に投資し、環境を整え(そのための出費には借金も惜しまず)、
MQ会計で出た必要な単価より下げない!!
習ったことを徹底し、周りを模倣し、戦略をねりながら経営してみたら、
赤字続きだった決算書が急に上向きになりました。

経営のこと、ちょっと“自分ごと”になった気がします

MG研修を通して感じたのは、
経営って“遠い世界の話”じゃなくて、意外と自分の仕事にもつながっているということです。

普段の業務の中では見えなかった「数字の重み」や「意思決定の責任」、
そして「利益を出すって、こういうことなのか!」という体感。
それは、頭で聞いただけでは絶対に得られなかった気づきでした。

そして何より、社内外のメンバーと一緒に“同じゲーム盤の上で学んだ”ことが、
すごく貴重だったなぁと思っています。

いろんな経営者がいて、
負け方は千差万別あるけれど、
売上アゲアゲな経営者の戦略は大きく見たら似ている。

ウェブエイトのメンバーの中にも、
理論派ではないが勘が鋭く利益を上げまくる人、
経営に勢いがあって資産の増減ジェットコースターを繰り返しながら結果大勝する人、
経営がマイナスでも丁寧で間違いのない美しい決算書を超スピードで書き上げる人…

いろんな経営者がいました。

「みんなで考え、それぞれを活かして動くチーム」を目指していくウェブエイトとして、
MG研修はとても大きな学びの場になりました。

そして研修を受ける前に立てていた裏目標
(何をするのかよく分かっていないがとりあえず社長に勝てばヨシ!!)
も達成できたので満足でした!
(社長は諸事情でほぼ完徹だったので本調子ではなかったと思います)

辻さん、そして一緒に参加してくださった皆さん、
本当にありがとうございました!

そしてここまで読んでくださったあなたも、
もし「経営ってよく分からん」と思っていたら、
ぜひ一度、MG研修という“経営者ごっこ”を体験してみてください。

経営者の方も、社員にMG研修という”経営ゲーム”をさせてみたら、
間違いなく我々のように社内の雰囲気変わりますよ。

経営者を見る目も変わってくるはず。

さあ、社員にゲームをさせましょう!

(規則正しい帳簿付けが苦手なそこのあなたも!苦行と共に自分の苦手と向き合えます)
(ひどい決算書で居残りまくりだった細かい作業の苦手な内川より、愛を込めて)

研修終わりのお疲れ様会🍻

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